GCPratica をはじめる — GCP を練習しながら学ぶ

GCPratica が何を目指す場なのか、なぜ模擬版(シミュレーション)で練習させるのかを整理する。

GCPratica は、GCP(Google Cloud Platform)の難しい概念を、実践しながら少しずつ練習していくための場です。名前は GCP と pratica(イタリア語で「練習/実務」)を重ねたもので、GCPPpraticap を共有させています。

どんなサービスか

一般のユーザーは、自分の GCP アカウントも課金も用意しません。console.gcpratica.com のダッシュボード上に用意した**模擬版(シミュレーション)の GCP コンソール(サンドボックス)**で GCP を学びます。gcloud 相当のコマンドを打つと、模擬環境がそれを解釈して gcloud 風の結果を返します。採点や合否はなく、自由に試せます。

なぜ模擬版なのか

ユーザーごとに本物の GCP リソースを払い出すと、青天井の課金・任意コード実行・リソース悪用・テナント間の情報漏洩といったリスクが避けられません。GCPratica はユーザーの練習を模擬モデル上だけで完結させることで、これらを原理的に回避します。代わりに本物の課金実感までは再現しにくいという割り切りはありますが、「作る・設定する・確認する・消す」という操作の型と概念理解を、安全に何度でも反復できることを優先しています。

練習できるテーマ

  • Cloud Storage / Compute — バケットや VM・VPC・Firewall を gcloud で操作する型を覚える。
  • IAM — service account とロール付与を、擬似的な権限エラーつきで練習する。
  • Cloud Run / Cloud SQL — デプロイや Cloud SQL の接続設定(public/private IP・Auth Proxy・IAM DB auth)など管理・接続層を練習する。

まずは Cloud Storage のバケット作成のような、依存の少ない 1 レッスンを最後まで通せるところから始めます。

このブログの役割

GCPratica 自体も GCP 上に構築・運用しており(site の配信・API・DB)、その過程で詰まった点と分かったことを記録していきます。GCP は公式ドキュメントが充実している一方で、初めて触ると「結局どの順番で何をすればいいのか」が見えにくい領域です。同じところで詰まっている人の手がかりになれば、と思って残していきます。

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